INSULATION RENOVATION / 八戸の断熱リノベーション・断熱改修

断熱改修の肝は、断熱材を入れることではありません。

家工房一級建築士事務所は、青森県八戸市を拠点に、今ある家を暖かくする断熱リノベーション・断熱改修の設計と工事監理を行っています。

いちばん大切なのは、壁の中を流れる空気(壁内気流)を止めること。気密を取れればなお良いのですが、それ以前に、まず気流を止める。断熱材を足すのは、その後です。

雫石町の300mm断熱リノベーションの外観
雫石町の300mm断熱リノベーション(エコハウス・アワード2018 最優秀賞・リノベーション賞)
エコハウス・アワード2018最優秀賞・リノベーション賞気密測定技能者 IBECs登録10962-28一級建築士事務所耐震診断・建物状況調査も

POINT

古い家が寒いのは、断熱材が足りないからだけではありません

昔の木造住宅の壁は、上と下が開いています。床下の冷たい空気が壁の中に入り、壁の中を通って天井裏へ抜けていきます。壁に断熱材が入っていても、そのすぐ横を外の空気が流れていれば、断熱材はほとんど効きません。床下や天井裏から入った湿気が、壁の中で結露する原因にもなります。

実際に、せっかく壁をはがして断熱材を入れ、内装もきれいに仕上げて「これで暖かい家になる」と期待したのに、ほとんど暖かくならなかった、という例がたくさんあります。断熱材は入っていても、壁の中の気流が止まっていないのです。

壁の中の空気は、暖められると軽くなって天井裏へ抜け、そのぶん床下から冷たい空気が吸い込まれます(煙突と同じ仕組みです)。グラスウールをふわふわの状態で詰めただけでは、その中を空気が通り抜けてしまいます。

だから、断熱改修で最初にやるべきことは、壁の上と下をふさいで、壁の中の空気の流れを止めること(気流止め)です。気流が止まって初めて、もともと入っている断熱材も、新しく足す断熱材も効くようになります。

気流止めなし天井裏床下(外の空気)室内室内壁の中の断熱材床下の冷たい空気が、壁の中を通って天井裏へ気流止めあり天井裏床下(外の空気)室内室内上端に天井裏から下端に床下から圧縮グラスウールがふくらんで、壁の上下をふさぐ
イラスト:間仕切り壁の断面。壁の上下が開いていると、床下の冷たい空気が壁の中を通り抜けます。
最重要

1.気流止め

壁の上下(床下側・天井裏側)をふさぎ、壁の中を空気が流れないようにする。これをしないと、断熱材を足しても効きません。

できれば

2.気密

家全体の隙間を減らす。気密シートや気密テープで連続させ、気密測定で確かめられればなお良い。

その上で

3.断熱を足す

天井・壁・床(基礎)の断熱を厚くし、窓を性能の良いものにする。予算に合わせて、効く順に。

確かめる

4.測る

工事の途中で気密測定をして、隙間をその場で直す。家工房は気密測定も自分で行います。

気流止めの効果

北海道立総合研究機構の研究では、札幌の条件で、既存の木造住宅に気流止めの改修をすると、暖冷房負荷をおよそ5割減らせるとされています(研究成果の資料 ↗)。

MORE

くわしくは、2つのページで

古い家がなぜ寒いのか、壁の中で何が起きているのか。そして、それを直す圧縮グラスウールの気流止め。それぞれのページでくわしく紹介しています。

FEATURES

家工房の断熱リノベ 3つの特長

01

暮らす部分だけ、でもできる

家全体ではなく、ふだん暮らす部屋だけを断熱・気密化する「スポット断熱リノベ」もできます。大きく寒い家の中に、暖かく小さな住まいをつくる考え方です。

02

耐震と一緒に

壁や床を開けるなら、耐震補強も同時に。耐震診断から補強の計画まで、一級建築士事務所としてまとめて行います。

03

測って確かめる

気密測定技能者として、工事の途中で気密測定をします。隙間をその場で見つけて直し、性能を数字で確かめます。

WORKS

断熱リノベの実績

雫石町の300mm断熱リノベーション
雫石町の300mm断熱リノベーション(岩手県雫石町)
二十数年前の高気密高断熱住宅を大幅にバージョンアップ。UA値0.205、C値0.44。エコハウス・アワード2018 最優秀賞・リノベーション賞。
五戸町のQ1.0リフォーム
五戸町のQ1.0リフォーム(五戸町)
UA値0.34、C値1.05。長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助(200万円)を受けました。
山小屋風別荘リノベーション
山小屋風別荘リノベーション(階上町)
Aフレームの別荘を断熱改修。UA値0.375。
家工房の自邸の外観
自邸リノベーション(八戸市)
築50年・木造2階建ての空き家を、2020年から住みながら少しずつ改修。2024年に気密C値0.4。
五戸町のスポット断熱リノベ
五戸町のスポット断熱リノベ(五戸町・施工中)
大きな2階建て農家住宅の、1階の半分ほどを断熱・気密化。工事の様子を記録しています。

FLOW

ご依頼の流れ

  1. ご相談(無料)

    寒い場所、困っていること、ご予算、どこまで直したいかを伺います。

  2. 現地調査

    床下・天井裏を点検口から確認し、壁の上下が開いているか、断熱材の状態、傷み、結露の跡を見ます。必要に応じて耐震診断や気密測定も行います。

  3. 計画と概算

    気流止め・気密・断熱・窓・耐震を、効く順に組み立てます。全体か、暮らす部分だけかもここで決めます。

  4. 設計・補助制度の確認

    図面と仕様をまとめ、その年度に使える国や市町村の補助制度を確認します。

  5. 工事監理・中間の気密測定

    工事中に現場を確認し、気流止めや気密の納まりを見ます。内装を貼る前に気密測定をして、隙間をその場で直します。

  6. 完成

    完成後の測定や、住み始めてからの温度の確認もご相談ください。

PRICE

費用

設計監理料工事費の5%(新築と同じ考え方です)。くわしくは設計料とご依頼の流れへ
ご相談無料
耐震診断耐震診断のページの料金表のとおり
気密測定気密測定のページの料金表のとおり
建物状況調査建物状況調査のページの料金表のとおり

補助制度について

断熱改修や窓の交換には、国や市町村の補助制度が使えることがあります。制度の名前や条件は年度ごとに変わるため、計画の時点で、その年に使えるものを確認してご案内します。五戸町のQ1.0リフォームでは、長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助(200万円)を受けました。

FAQ

よくある質問

断熱材を厚くすれば暖かくなりますか?

壁の中に気流が流れたままだと、断熱材を足してもほとんど効きません。まず壁の上下をふさぐ気流止めをして、その上で断熱を足すのが順番です。

気密は必ず取らないといけませんか?

取れればそのほうが良いですが、既存の家では難しい部分もあります。気密より先に、気流止めを確実にすることが最重要です。気密を取る場合は、工事の途中で気密測定をして確かめます。

家全体ではなく、一部だけでも頼めますか?

はい。ふだん暮らす部屋だけを断熱・気密化する「スポット断熱リノベ」もできます。五戸町のスポット断熱リノベがその例です。

住みながら工事できますか?

工事の範囲によります。家工房の自邸は、住みながら少しずつ改修しました。工程の分け方もご相談ください。

耐震補強も一緒にできますか?

はい。壁や床を開けるときに一緒に行うと、工事が一度で済みます。耐震診断から補強の計画まで行います。

どこまで対応できますか?

八戸市を中心に、階上町・五戸町・南部町・三戸町・田子町・新郷村・おいらせ町・六戸町・七戸町・東北町・三沢市・十和田市(青森県)、洋野町・軽米町・九戸村・二戸市・久慈市(岩手県)に対応します。

CONTACT

お問い合わせ

断熱リノベーション・断熱改修のご相談は、お電話でお気軽にどうぞ。初回のご相談は無料です。対応エリア:八戸市・階上町・五戸町・南部町・三戸町・田子町・新郷村・おいらせ町・六戸町・七戸町・東北町・三沢市・十和田市(青森県)、洋野町・軽米町・九戸村・二戸市・久慈市(岩手県)。

0178-20-8980

〒031-0844 青森県八戸市大字美保野13-652
家工房一級建築士事務所(代表:上野 真二)